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・足の親指が人差し指側に曲がっている ・親指の横が赤くなって痛む ・靴を履くと親指の付け根が痛む ・足裏の中指の付け根あたりの皮膚が硬くなっている ・長く歩いていると足首の外側が痛む ・親指が隣の指に乗ってしまっている
足の親指(拇趾)の先が人差し指の方に「くの字」に曲がったものをいいます。 通常でもやや人差し指のほうに沿って曲がってはいますが、その角度が20度以上のものを外反母趾とされています。 原因としては、歩き方のくせや履いている靴、遺伝的要因など様々なものがあり、サイズの合わない靴や先端の細い靴、高いヒールを履く方もつま先に負担がかかり外反母趾を引き起こしやすいといわれています。
本来の歩き方、足の着き方は「かかと→小指→親指」の順に接地して体重をかけ、親指で蹴りだすように進んでいきます。 しかし外反母趾の方の歩き方は、かかとから接地せず足の裏で地面をするように歩き、親指に体重をかけることなくそのまま逆の足を同じように地面をするように出します。 この時、足首から先を「真っ直ぐ前」ではなく外に振るように歩くクセがついてしまいます。 足首から先が外に振られると、連動してヒザは内側へ、股関節は外側へねじれてしまい、足をつくたびに雑巾絞りのようにねじられる様な負担がかかります。 その結果、足首やヒザなど、様々な場所に痛みを引き起こします。 外反母趾を原因に、全身に疾患が飛び火するといっても大げさではありません。
まず足だけでなく体全体のゆがみや神経の流れを調べていきます。 体の土台が崩れているような状態では、外反母趾だけ施術しても意味がありません。 体のバランスを整え、神経の働きも正常になることが前提です。 足に対しては、足の裏の筋肉や神経を刺激し、「踏み方・歩き方」を正常な形に導いていきます。 昔ながらの竹踏みや、バランスディスクと呼ばれるリハビリ器具が非常に有効です。
しかし現在最も有効で、患者さんからも効果の喜びの声が上がっているのは、当院で販売している特殊な靴下です。 この靴下は履くだけで指の向きや土踏まずなど、足の形を正しいものへと矯正してくれるもので、履いて歩くだけでその瞬間効果と変化を感じられます。 テーピングによって補正することも可能ですが、誰もが毎日履いている靴下を変えるだけで、歩き方から体の使い方が変わります。 外反母趾でなくとも歩き方や姿勢まで変化する為、当院のスタッフも全員が購入し愛用しています。
「たかが外反母趾」と思われがちですが、放置しているとその悪影響は全身に降りかかり、ヒザや腰の痛みに変わり、生活を苦しいものにしてしまいます。 現在まだそこまで痛くない、というかたでも大丈夫です。 外反母趾に不安をお持ちの方は、是非お気軽にご相談下さい。