・股関節の付け根が痛む
・歩き始めや立ち上がりで痛みが出てくる
・長時間歩くと痛みが出てきて、すぐに休憩してしまう
・足に力が入っていないと感じる
・病院で変形性股関節症と診断された
・手術でしか治らないと言われた
・手術後も痛みがあり、悩んでいる
股関節は、骨盤と大腿骨で形成されている球状の関節で、寛骨臼という窪みに、大腿骨がはまるような形で成り立っています。
股関節は球状なので可動域が広く、自由に動くことができ、強靭なのが特徴です。
股関節は上半身と下半身を繋ぐ大事な部分で、体重が大きくかかるので、骨頭と寛骨臼の表面は軟骨と呼ばれる弾力のある組織で覆われ、衝撃を吸収したり、関節が動く時の摩擦を減らしたりすることで滑らかな動きができます。
さらに骨頭のまわりは強靭な靭帯や身体の中でも特に大きな筋肉で補強されています。
バランスよく立ち、座る、歩く、走る、跳ぶ、蹴るなどの動きを補佐する非常に重要な場所であり、身体の歪みやバランスの崩れなどで股関節に少しでも不具合が生じると、日常生活やスポーツ、仕事の動作といったいろいろな動きが制限されてしまいます。
股関節の痛みには様々な症状があります。
変形性股関節症や骨壊死などは股関節自体の問題であり、動き始め、歩き始めに痛いなど、いつ痛みが出るかも判断材料になります。
それ以外の場合は、腰からの足に向かって伸びる坐骨神経が圧迫された坐骨神経痛、脊椎の間の椎間板が露出する腰椎椎間板ヘルニア、左右の脚のつけ根の部分から、腸や卵巣、内臓脂肪などがお腹の中から皮膚の裏側まで飛び出てしまう鼠径ヘルニアなども考えられ、長く歩いているとだんだん痛くなるなども判断材料になります。
当院では、まず、本当に股関節だけの問題なのかを鑑別させていただきます。
歩行時には股関節には体重の5倍以上の負荷がかかっています。
私生活で身体が歪んでしまったり、股関節の動きが悪くなったり、バランスが崩れることによって股関節に掛かる負担に左右差が出たり、股関節周囲の筋肉が異常に緊張を起こしてしまうのです。そのような状態で日常生活をされていると、負担は徐々に大きくなってさらに痛みが増大します。
そしてこの状態は、患者様ご自身では何が問題かの判断つけることが難しいのです。
そのため当院では股関節の痛みを引き起こしているのは一体どの部分なのか?確認するための検査を実施しています。
・専用の検査ベッドを用いた両足の長短の左右差、股関節の可動域の左右差の確認
・鏡を用いた身体の歪み・バランスの確認
・脳からの神経伝達が正しく行われているかの確認
これらを元に細かく分析し、適切な施術計画を立て、施術を行っていきます。
例えば右の股関節に痛みがあり、検査をしたところ体に歪みがあり、左足の神経伝達が悪く力が入らない状態のため、結果として左足に力が入らず右股関節でかばった結果、負担がかかって痛みが出ていた。などといった症例があります。
検査によってわかった原因に対し、筋肉の異常筋緊張を取っていくように施術をしていき、ゆがみを改善させ股関節痛の原因を取り除いていきます。
また、なかなか痛みが取れない場合は、股関節周囲にあるインナーマッスル(身体の内側の筋肉)をピンポイントで検査し、痛みを軽減させるハイボルト療法も効果的です。
そしてその弱点であるインナーマッスルを強化するためのコアトレを行うこともでき、原因の特定、痛みの軽減、再発防止で股関節の症状を改善させることができるのです。
長年の股関節症でお困りの方は、伊丹市の「藤本はり・きゅう整骨院」「はまなかはり・きゅう整骨院」にお気軽にお問い合わせください。